モバイルWi-Fiを検討するにあたって。周波数?上り下り?
おはようございます。まさです。
数ヶ月前から家のWi-Fiの調子があまりよくなく、4G回線をすぐ消費してしまい低速になってしまっていました。
また、外出先でインターネットを使用する機会も多くなってきたので、より良いネット環境を整えるため、ポケットWi-Fiの検討をしました。
まず、快適に使用するためにはどのような項目に気をつけなければいけないのかを調べてみました。
・周波数について
周波数ってなんだかわかりますか?
Wi-Fiには固有の周波数帯があります。
2.4Ghzと5GHzなんです。
学問の話になりますが、波長が長いほど建物のがあってもまわりこみやすいという性質があります。これを波の回折といい、物理現象の1つですね。
周波数は場所や状況によって使い分けることが、快適なネット環境を作るのに必要な要素の1つであるんですね。
上記2つの周波数帯を比較しましょう。
2.4GHzのほうが周波数は小さく、波長は長いです。ですから、建物等の障害物があっても、電波は障害物を回りこみやすいです。
基本的に電波は障害物がなければまっすぐに進む性質があります。ただ波長が長い分、障害物があっても回り込むことができるため、距離が離れていても通信することができます。
しかし、2.4GHzの周波数帯の電化製品は世の中にはあります。
同じ周波数帯の電波を使用すると、干渉という現象が生じて電波が弱くなってしまい通信障害が起こってしまいますね。
一方、5GHzの周波数は大きく、波長は短いです。障害物等があると回り込みしにくいため、あまり遠く離れていると受信できません。
しかしこの周波数帯は、他の電子機器で使われていることはあまりないため、電波同士が干渉することがありません。そのため、繋がれば早い速度で使用することができます。
つまり屋外屋内などの周りの環境に応じて、周波数を使い分ける必要があるようです。
・上り速度と下り速度
通信速度の話をすると一度は目にしたことがある人もいるかと思います。
上り、下りとは一体なんのことでしょうか。
上り=アップロード、下り=ダウンロード
という意味があるんです。
アップロードは、メールや写真等の送信のことを指します。
ダウンロードは、動画再生やWebページの閲覧などを指します。
上りと下りですが、われわれが気にした方がよいのは、「下り」の速度ですね。というもの、メールの送信がなかなか送れないという経験よりも、
動画が再生されない
画像が読み込めない
Webページが読み込めない
など経験の方が多く、こちらの方がより不快に感じるのではないでしょうか。
・下りの最大速度はそんなに重要じゃない
モバイルWi-Fiには各社それぞれのモデルがあり、スペックも少しずつ違うと思います。そのなかで、下りの最大速度の部分に注目して欲しいんですが、この部分あまり気にする必要ないんです。
というのも、モバイルワイファイはベストエフォート式を採用しているものがほとんどです。最適な環境が整った場合は、スペック記載の最大の速度が出ますよということなんです。
ですから、最大速度が常に出ることはないです。
また快適に使用できる下りの速度は、一般的には10M bpsもあれば足りると思います。用途によって、快適に使用できる目安の速度がありますが、高画質動画をみるのでさえ、5mbpsの速度があれば快適に見れるらしいんです。
よって下りの最大速度はあまり気にする必要がないんですね。
・データ使用量は定容量か無制限か
これは人によって異なるとは思いますが、ぼくは無制限がいいのではないかと思います。外出先で動画を見たりネットを使う時間が長い人は、定容量データプランだとすぐに使い切ってしまい、低速になってしまうと思います。
会社によっては、無制限のプランがないので注意が必要です。
@まさ