予定利率と保険について
こんばんは。まさです。
予定利率って聞いたことありますか?
保険への加入を考えている、もしくは加入している人は見たことがあると思います。
予定利率とは簡単に言うと、契約者から集めたお金を運用して得ることができるだろう金額を予定し、保険料から一定の割合値引くために設定された利率です。
ちなみに、予定利率は数字が大きいほうが、保険料は安くなります。
反対に、数字が小さいと保険料が高くなります。
これはなぜなのでしょうか。
保険会社は、保険料として集めたお金を運用してお金を増やしています。
いったいどこでお金を運用するかというと、保険会社の場合は主に「国債」です
なぜ国債かというと、
国債は国が発行しているものですので信用性が高く、低リスクで運用できるためです。
もし高リスクの運用方法で運用して、その結果資金が無くなってしまったら、
保険会社はお客さんに返すお金や、保証するお金が無くなってしまいます。
なので国債が選ばれるわけです。
ただ国債の利回りは現在とても低いので、運用による利益はとても少ないです。
そうなると、保険料からの割引率は少なくなっていきますよね。
予定利率は年々小さくなっています。
つまり、われわれの生命保険の負担率も大きくなっています。
ちなみに、国債を運用する点は銀行と同じですね。銀行は国債も買いますが、企業への融資も多いです。
生命保険に入っていても、予定利率について詳しい人、自分の保険の予定利率を知っている人は少ないのではないでしょうか。
一度確認してみることをお勧めします。
@まさ