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積立利率、予定利率、金利の違い

こんばんは。まさです。

 

 

本日は、積立利率、予定利率、金利の違いについて記載していきます。

 

 

【積立利率】

積み立てている保険料の一部が、ある利率で運用される金利のことです。

(保険料全額に、利率がかかっているわけではない)

 

支払っている保険料は、営業担当や保険会社の収益になるお金も含まれているので、これを除いた金額に利率がかかっているということになりますね。

 

終身保険に加入していると解約返戻金があると思いますが、加入してすぐだと解約返戻金ってかなり少ないですよね?

 

上記で説明したように、保険料のすべてに利率がかかるわけではないので、積立始めの時期は運用資金自体が少ないということになります。

 

そのため、少ない金額が運用されるため積立始めの時期はあまりお金が増えないわけです。

 

 

 

【予定利率】

保険会社は、保険料を支払っている人(契約者)から預かったお金を運用することで得られる利益を見込んでいます。

そして利益が生じた分は、保険料から割り引くことがあるのですが、この割引率のことを予定利率と言います。

 

予定利率が高い=割引率が高い ということですね。つまり保険料が安くなります。

 

また予定利率が高いと、運用された時の利回りが高いので、解約返戻金は増えていきます。

 

予定利率の数値は、それぞれの保険会社が決めているのですが、「標準利率」という数値を参考に決めています。

 

標準利率は、国債の利回りを基準に決められています。

 

ただ日本国債は、過去から現在に至るまでずっと下落を続けていて、

 

昔と比べると、予定利率が低いため、保険料が高く、解約返戻金も少なくなってしまっているのが現状です。

 

金利

金利と予定利率は、似ているようで異なります。

 

金利というのは預け入れたお金に対して働く利率のことで、預貯金に預けた場合に有効です。

一方、予定利率は保険会社に預け入れたお金から、人件費や諸経費などを除いたお金に対して働く金利のことです。

 

そのため人件費や諸経費などが大きく、残ったお金の総額が少ない場合は利率をかけても元本割れしてしまう可能性があります。

 

ただ、保険会社は上記経費を開示していないことがほとんどですので、どのくらいの金額が運用に回されているのがを理解するのは難しいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

@まさ