奨学金を借りてまで大学に行かなくてもいいんじゃないか、と最近思うわけです。
こんばんは。まさです。
今日は奨学金の話をしようと思います。
ぼくは大学生時代に奨学金を借りていました。
毎月5万円、4年間借りていました。
合計240万円借りたことになります。ここにさらに利息がプラース!
240万円という大金を社会人一年目から背負ってます。泣
240万でひーひー言っているぼくですが、ぼくより多額の奨学金を借りている人はもっと多くいるんじゃないでしょうか。
月に8万借りて大学4年間過ごせば、384万円ですし、
理系の皆さんなら大学院に進学する人もいるでしょう。そしたら6年通わなくてはいけないわけです。
これも月に8万借りていたら576万円借りることになります。これはやばいですね。
日本の奨学金は「貸付型」が主であり「給付型」はほぼありません。
ですから、社会に出たら返すしかないわけです。
「まあ働きはじめたら返せるでしょー」
みたいな感じで軽く考えてました。
ただですね、働きはじめてわかったんですが
奨学金の支払い大変です。
奨学金以外の固定費も多く、少しでも出費を減らしたいんですが
そこに毎月1万4000円の負担が生じるわけですよ、15年間も。
奨学金の返済が3ヶ月滞ってしまうと、ブラックリスト登録されてしまい
個人信用情報機関に「事故情報」として記録されます。
この「事故情報」は返還完了してから5年間は消えません。
奨学金の一般的な返還期間は15年〜20年ですから、
少なくとも20年〜25年間は「事故情報」が残ってしまいます。
ですから毎月の奨学金は支払わないと大変なことになってしまうわけなんですね。
さて、ここまで奨学金がすごく悪いような書き方をしてきました。
ごめんよ、奨学金よ。。。
実際そんなことはないと思います。
なぜかって?
一般的な消費者金融は15%ほどの年利がつきますからね、5倍ですよ。
例えば300万円借りたとしたら、
【奨学金の場合】
1年間で 300万×3%=9万
【消費者金融の場合】
1年間で 300万×15%=45万
上記の簡単な計算からもわかるように、奨学金はかなり低金利だと思います。
そもそも、上限の3%に達することはあまりないんではないでしょうか?
聞いたことがありませんし。
そのため、あえて奨学金を借りて、金利がより高いところで運用し、
お金を増やす人もいるかもしれません。
ただですね、奨学金はがいくら低金利だとはいっても、借金には違いありません。
そして、その借金が社会に出てから牙を向きます。
「今時大学くらい出ていないと」
よくこういった話を聞きますが、お金のない家庭が奨学金を借りてまで
大学に通うことを固執する必要はないと思いますけどね。
もっと他に身につけるべきことがあると思います。
それに大学を卒業できたからといって、年収1000万円を超えるような人は
多くはいないですし、大学を卒業していなくても年収1000万円を稼ぐ人はいます。
奨学金を借りるということ=借金をすること
という認識を大人が子供にさせなければ、その子供がかわいそうです。
ほとんどの学生は「奨学金=借金」だと心の底から理解していないと思うんです。
実際、ぼくがそうでしたから。
だからお金に余裕がない世帯は、
大学行くよりもまずお金の勉強をさせてあげるべきだと思いますよ。
@まさ